愛育ダイアリー

公開保育

2021-02-28

今年度の締めくくりに、園内で子どもの育ちをみんなで理解しながら、保育の質向上に向けて園内公開保育を実施しています。

第1回目は年中組。

保育者の今の願いと共に子どもたちの姿を見つめながら、遊び、そして活動と学びの時間を持ちました。

遊びの時間には、気の合うまたは共通の遊びを通して楽しむ子どもたちの言葉のやりとりが聴こえてきていました。

活動では、各グループで協力してオリジナルのビンゴを作るというもの。

今日の活動では、予めグループで出し合った園内外にあるたくさんのモノの中から、9つ決めて絵を描き、ビンゴを完成させようという内容です。

9つをどのように選ぶのか?だれがその絵を描くのか?など、グループで話し合い、先生の示したいくつかの約束を守りながら進めていくことが課題です。

それぞれのグループでの話し合い。トントン話し合いが進んでいるところもあれば、誰かが発言しては「...」のところもありと、試行錯誤が続いていきます。

相手の意見をよく聞いて受け入れたり、自分の考えを述べたり、その意見に賛成したり、意見を元にまたみんなで考えてみるなど、グループ内で知恵を絞っている様子。

この子どもたちへの保育者の適切な声がけや関わりなどが保育者側の課題。

この保育実践について、参加者である他クラスの保育者たちが意見や工夫など書き止め、協議していくのが今回の目的です。

普段の遊びで活発なやりとりが見られても、活動ではうまく意見が出ない姿もあり、一人一人の姿もよく観察できたように思います。

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