トトロどこ?
初雪が降りました。寒い朝ですが今日は年中組がジブリ展へ。
いろいろな展示物をよく見る姿が印象的でした。
トトロ、ハウルなど、コーナーそれぞれのテーマカラーでアニメーションごとに変化がわかりやすく様々な展示物がありましたが、どこに行っても「トトロどこ?」とひたすらトトロ探しをしている子もいました(*´∇`*)
美術館での約束は、走ったり大声で騒いだりすることなく落ち着いて見ることや展示物には触らないなどありますが、どういうことをどんなふうに楽しむ場所であるのか、どうして触ってはいけないのか?ただ自由に自分の好きなように見るのではなく、今回は美術館という場所で過ごす体験の学びがあります。
ただ触ってはいけませんという注意では決して良い学び、今後につながる経験にはなりませんので、ハロウィンパーティーでの自分自身の経験を通して自分の作品を展示したときのことをお話しすることで学びにつなげる工夫をしました。
作品を作った人がいてひとつひとつが大切であることや、たくさんの人が訪れてジブリの世界を楽しむのだということをわかりやすく、またそれぞれ考えて聞くことができるように...。
子どもたち一人一人が自分なりに理解して約束を守りながら一生懸命見ていたように感じています。
このように、地域にある社会資源を保育に活かすことは幼児教育には必要且つ重要であることと示されています。今回『美術館』という地域の施設であったり、そこで働く地域の人たち、訪れている様々な人々の中で、公共であるものへの接し方や過ごし方が大きな学びの目的となっています。
ジブリ展を企画•開催されている青森放送株式会社さまに快く見学を受け入れていただき、親切にご案内くださったことも大きなことであると改めて地域に支えられて幼稚園の子どもたちが育つことに感謝の思いです。
明日は年少組の子どもたちがお出かけします。子どもたちが興味あるところをじっくりと共に楽しみながら、喜びの時間になることを願っています。