やさしい一枚
2023-05-11
蛇口を一生懸命ひねる姿になにをするのかなと気になり見つめてましたら、こんな一枚が撮れました。
たんぽぽにやさしく水やりする年少組の子。
その姿に気づき、お友だちが「なにしてるの?」とたずねて同じように...
すると年中組の子も駆け寄ってきて...
今の季節、園庭にはたくさんのたんぽぽがポコポコと並んでいて、その一つ一つに水を運んでいる姿がとてもうれしく思わず撮りました。
たんぽぽへの思いか、水を汲んで水やりすることへの興味か、それは見る人それぞれに感じるところかもしれませんが、屈んでそっとお水をあげる姿にたんぽぽへの気持ちを感じた一枚です。
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」には次のように示されています。
“自然との関わり・生命尊重”
自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化などを感じ取り、好奇心や探究心をもって考え言葉などで表現しながら、身近な事象への関心が高まるとともに、自然への愛情や畏敬の念をもつようになる。また、身近な動植物に心を動かされる中で、生命の不思議さや尊さに気付き、身近な動植物への接し方を考え、命あるものとしていたわり、大切にする気持ちをもって関わるようになる。
“協同性”
友だちと関わる中で、互いの思いや考えなどを共有し、共通の目的の実現に向けて、考えたり、工夫したり、協力したりし、充実感をもってやり遂げるようになる。
このような育ちが見てとれるように思います。環境に関わって育つ子どもの姿、これからも大切に見つけていきたいと思える瞬間でした。
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